1979年に鹿児島県大崎町で男性の変死体が見つかった「大崎事件」で、殺人と死体遺棄の罪で服役した原口アヤ子さん(95)が裁判のやり直しを求めた第4次再審請求即時抗告審について、福岡高裁宮崎支部(矢数昌雄裁判長)は5日、事故死とする弁護側主張を認めなかった鹿児島地裁の決定を支持、原口さんの即時抗告を棄却した。原口さんの元夫(故人)の再審開始も認めなかった。