11月22日は二十四節気の「小雪」で、雨が雪に変わり始める頃とされる。「石垣の里」として知られる鹿児島県南さつま市笠沙の大当集落では21日、サツマノギクがひんやりとした海風に揺れていた。白いかれんな花は、場所によって12月中旬ごろまで楽しめそうだ。 サツマノギクはキク科の多年草。薩摩半島西岸や甑島などの海岸沿いに自生するが年々減少、住民グループ「サツマノギクを植える会」が海辺や道路沿いに5年前から植栽。今年は11月初旬に咲き始めた。