イルカのラスキー特訓中 2012年12月15日

南日本新聞 動画 http://373news.com/_mov/index.php
 鹿児島市のかごしま水族館で今年3月に生まれた雄のイルカ「ラスキー」が22日、同館のプログラム「いるかの時間」にデビューする。水中から顔を出したり、ジャンプしたりと華麗な技を披露しようと、トレーナーと猛練習を重ねている。
 ラスキーは体長2メートル、体重は推定120キロに成長。母親のミルキーの母乳を飲みながら、サバの切り身やキビナゴなど1日3キロの餌を平らげるようになった。
 ラスキーが練習しているのは「吻(ふん)タッチ」とよばれる技で、トレーナーの手のひらにキスをするしぐさ。水中から顔を出して、体勢を保たなければならないタッチは、子どものラスキーにとっては難しい技だ。
 「ヒューヒュー」と声を上げ、ヒレをバタバタさせて懸命に練習。大人のイルカのようにトレーナーの指示に合わせた動きはできないが、気分が乗ればジャンプして宙に舞うこともある。
 22日は、メンバー紹介でラスキーも登場し、吻タッチを披露する。大人のイルカの体温や肺活量を測定するコーナーもある。

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