加藤久仁生監督 アカデミー賞受賞報告/鹿児島 2009年3月9日

http://373news.com/
 米アカデミー賞短編アニメ賞作「つみきのいえ」の加藤久仁生(くにお)監督(31)が8日、受賞後初めて故郷の鹿児島市でファンらの前に登場した。作品を上映中のTOHOシネマズ与次郎(同市与次郎一丁目)で舞台あいさつに立った加藤監督は「鹿児島で大きなスクリーンで見てもらえてうれしい」などと喜びを語った。
 詰めかけた観客にオスカー像を披露し、笑顔で授賞式の模様などを報告。鹿児島市の森博幸市長が市芸術文化栄誉賞の授賞のために駆けつけ、「感動と夢を与えていただいた」と祝った。
 「つみきのいえ」は、水没していく街で次々と上の階を建て増しした積み木のような家が舞台。愛妻を失い一人で暮らす老人が水没した部屋をたどり、懐かしい思い出に浸る約12分間の作品。(南日本新聞)

日間ランキング >