離島防衛を想定した陸上自衛隊と米軍の共同訓練の一環として3日、陸自第1空挺(くうてい)団(千葉県船橋市)が鹿児島県の喜界島で初の降下訓練をした。隊員は有事や大災害の際、パラシュート(落下傘)を使っていち早く現場に入る陸自の精鋭だ。空自輸送機C1で島に向かった21人と同乗し、緊張感あふれる降下の瞬間を間近に見た。