四方を海に囲まれた離島では、人と人とのつながりがひときわ濃い。「ともに暮らせばみな仲間」。鹿児島県・種子島と屋久島にも、地域のために汗を流す住民たちがいる。2島の1市4町を歩き、そんな愛ある取り組みに触れた。最終回は寺の住職のアイデアから生まれた「焼き菓子」をきっかけに、集落に笑顔を取り戻したパン屋「くりおのくらし」。(連載「支え愛ランド種子島・屋久島」④より)