鹿児島県垂水市柊原の海岸で6月2日早朝、子どもの健やかな成長を願う伝統行事「おろごめ」があった。小学生31人が、砂浜に掘った穴の中で砂まみれになりながら元気よく取っ組み合いを繰り広げた。 400年以上続くとされ、藩政時代に武士が野生の子馬を「おろ」と呼ばれる囲いに追い込んだ行事に由来する。近年は、毎年6月の第1日曜日に開いている。