マイク切りに端を発した水俣病再懇談 伊藤環境大臣による関係団体へのあいさつ

水俣病被害者らと伊藤信太郎環境相の懇談で、被害を訴える最中にマイクが切られた問題を巡り、被害者団体らが要望していた再懇談が8日、熊本県水俣市で始まった。現地を訪れた伊藤環境相と被害者側の6団体が、患者認定審査の基準見直しや救済制度の充実について意見交換する。

 伊藤環境相は懇談会の冒頭でマイクオフについて改めて謝罪。「発言に真摯(しんし)に耳を傾ける意識が欠落していたことは大変遺憾。大いに反省している。改めて十分時間をかけて、懇談の場を設け、さまざまなお話しを伺い、丁寧に意見交換をさせていただきたい」とあいさつした。

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