日置市吹上に伝わる県無形民俗文化財の「伊作太鼓踊り」が28日、南方神社に奉納された。白装束の踊り手20人は軍配の形をした長さ約3メートルの矢旗を大きく揺らしながら太鼓をたたき、中打ちの4人が小太鼓やかねを鳴らした。勇壮な舞を住民らが見入った。太鼓踊りの由来は1406年、伊作島津家4代城主久義の時代に考案されたとの説がある。