
揚げたてのエンパナーダ(生地で包んだ具たっぷりの中南米やスペインのソールフード)
肉や野菜を生地で包んで揚げた、中南米の軽食「エンパナーダ」のテイクアウト専門店。来鹿して約20年になるパラグアイ出身のディエゴ・サナブリアさんが昨秋、「そのおいしさを広めたい」と開店した。
9種(各250円)のうち「ポジョ」(鶏肉)、「ハムチー」(ハムとチーズ)、「パラグアジャ」(ひき肉)が一押し。こだわりは、本場の味を楽しんでもらえるようブレンドした香辛料で、6種に用いている。エスニックなうまみが広がる。
店名は「あなたのために」の意。「母国では朝食やお茶請けとして親しまれている。子どもからお年寄りまで食べてもらいたい」とディエゴさん。スペインの焼き菓子「タルッティ」(各200円)などもある。

揚げたてのエンパナーダを手にするディエゴ・サナブリアさん