
「おいもかん」(左)と「ばら色サブレ」
1948(昭和23)年創業で、2代目の辻雅春さん・まゆみさん夫婦が大隅地域の食材を使った菓子を製造・販売し、昔ながらの製法を生かした新たな商品開発にも挑んでいます。
「おいもかん」(200円)は、地域ブランドのサツマイモ「かのや紅はるか」をあんに使用し、食物繊維が豊富で芋の食感を楽しめるよう、あえて裏ごしをしていません。
「ばら色サブレ」(キャラメル・かのや紅はるか焼き芋、各160円)は、2003(平成15)年に鹿屋市の「ばらを活かしたまちづくり推進事業」が始まったのを機に考案。食用バラの花びらとローズヒップを練り込んだバラ形の生地で生キャラメルを包み、ソフトな口当たりです。

地元食材を生かした菓子が並ぶ店内