
選べる霧島茶、和洋菓子。天気の良い日は屋上席も利用可
霧島大茶樹公園内にある、霧島茶と手作りの和洋菓子を提供するカフェ。2020年6月にオープンした。霧島連山を望む、のどかな景色に癒やされる。

霧島大茶樹公園内にあります
「年輪のようにここで時を刻んでいければ」と思いを込める代表の新里大輔さん。大阪からの移住者で、鹿児島にルーツを持つ。「300年以上歴史のある霧島茶で、地域の活性化に貢献したい」。
「やぶきた」「さえみどり」など単品種の茶葉で入れる緑茶が一押し。「全て有機栽培。品種ごとに違う茶葉の味を楽しんで」

白を基調とした明るい店内
特等席は霧島連山を望む窓際。山や田畑の緑、どこまでも広がる空に包まれる。
「お茶には合わないといわれる中硬水だが、地元・関平鉱泉は口当たりがよくて滑らか」と新里さん。「水出しが分かりやすい」と入れたてを味わえば、口の中に茶葉の甘さがふわっと広がった。
母の洋子さんと妻の久美子さんが手作りする、関平鉱泉水を使うどら焼き風の年輪焼やおはぎなどのスイーツをお供に、じっくりと茶葉のうま味を堪能したい。

年輪堂