
指宿名物になったご当地グルメ「温たまらん丼」
メニュー開発に携わった「青葉」の中村勝信代表によると、九州新幹線の全線開業と観光特急「指宿のたまて箱」運行を前に、街の合同グルメとして発案した。代表的な観光スポット・砂むし温泉にちなんだグルメとして注目を浴びた。

メニュー開発に携わった「青葉」の中村勝信代表
「青葉」の温たまらん丼は、指宿産の黒豚を使った逸品だ。甘辛い濃厚なタレで炒めた豚肉に、温泉卵の黄身がからんで絶妙な味わい。なんともたまらんうまさが「温たまらん丼」のネーミングにつながった。指宿特産のオクラやミニトマトも意外に合う。
980円とリーズナブルで、週末には行列ができる同店の人気メニューとなっている。
「これだけ長く続くのは全国でも珍しい。『ご当地グルメ』と銘打ったが、今では『指宿名物』に定着した。飲食店に仲間意識が芽生えたのも代えがたい財産」と中村さんは話す。