天文館むじゃき

かき氷「白熊」に行列覚悟!かわいい顔した鹿児島の夏グルメ代表

2024/7/29 10:00
鹿児島の夏の風物詩として有名なかき氷「白熊」。戦後間もない頃から変わらぬ味を提供する鹿児島市千日町の天文館むじゃきは、平日も行列ができる。

天文館むじゃき

長年変わらぬ味が続くかき氷「白熊」


同社の白熊は、創始者の故・久保武さんが1947(昭和22)年に考案。レーズン(目と口)やサクランボ(鼻)などの配置が動物のシロクマの顔に似ているため名付けられた。全体にかかったミルクも「黄みがかって体毛に近い」と専務の前田華代さん。

そのミルクは秘伝で特徴の一つだ。レシピを知るのは創始者一族の長男のみで、まさに一子相伝の味。県産練乳に卵などを加えており、甘くて濃厚だが後味さっぱりで癖になる。

天文館むじゃき

店内が込む週末に人気のハンディ白熊


氷を削るのは専門の職人。音を聞きながら刃を調整し、ふわふわ食感にこだわる。トッピングも黄桃や季節のフルーツ、寒天、白豆など11種類と豊富で彩りを添えている。

天文館むじゃき

お目当ての白熊が届き、早速撮影するお客さん


レギュラーサイズ(直径約15cm、高さ16~17cm)で900円。本店の2店舗(1F:白熊菓琲、2F:カジュアルレストラン Mujyaki)では、チョコレート白熊や宇治金時など15種類(期間限定を除く)の味を楽しめる。持ち帰り、全国宅配も可。

天文館むじゃき

思わず笑みがこぼれる…


鹿児島市千日町5-8

営/11:00~19:00 ※白熊は18:30まで(土日祝や盆期間など延長あり)
P/店舗近隣にコインパーキング(有料)
休/不定休 ※7~9月は定休日なし

※情報は記事公開日現在のものです。

※料金など、店舗にてご確認ください。



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