
長年変わらぬ味が続くかき氷「白熊」
同社の白熊は、創始者の故・久保武さんが1947(昭和22)年に考案。レーズン(目と口)やサクランボ(鼻)などの配置が動物のシロクマの顔に似ているため名付けられた。全体にかかったミルクも「黄みがかって体毛に近い」と専務の前田華代さん。
そのミルクは秘伝で特徴の一つだ。レシピを知るのは創始者一族の長男のみで、まさに一子相伝の味。県産練乳に卵などを加えており、甘くて濃厚だが後味さっぱりで癖になる。

店内が込む週末に人気のハンディ白熊
氷を削るのは専門の職人。音を聞きながら刃を調整し、ふわふわ食感にこだわる。トッピングも黄桃や季節のフルーツ、寒天、白豆など11種類と豊富で彩りを添えている。

お目当ての白熊が届き、早速撮影するお客さん
レギュラーサイズ(直径約15cm、高さ16~17cm)で900円。本店の2店舗(1F:白熊菓琲、2F:カジュアルレストラン Mujyaki)では、チョコレート白熊や宇治金時など15種類(期間限定を除く)の味を楽しめる。持ち帰り、全国宅配も可。

思わず笑みがこぼれる…