
こだわりの焙煎豆を使ったカフェラテ(左)と、さっぱりした後味のバスクのチーズケーキ
写真家の松下瑞樹さんと、妻で書道家の美紅さんが営むフォトスタジオ併設のカフェ。アンティーク家具が並ぶ店内に入ると、生産工程や品質にこだわった「スペシャルティコーヒー」豆を焙煎〔ばいせん〕する香りが漂ってくる。
元々は撮影に訪れた客に、サービスでコーヒーを出していた。好評だったため、夢だったカフェを開いた。瑞樹さんは、今も焙煎の研究に余念がない。目指すのは豆の香りが引き立ち、ほどよい甘さを兼ね備えた「ハッとするようなおいしさ」。

自家焙煎のコーヒー類や、手作りのケーキを提供する松下瑞樹さん(右)、美紅さん夫妻
お薦めは豆の香りが楽しめるカフェラテ(420円)。自慢の「バスクのチーズケーキ」(380円)をお供に。瑞樹さんの実家の菓子屋で作るあんこを使った、あんこシェイク(550円)も人気。