天ぷら新橋

名物の巨大かき揚げは直径16センチ

2024/12/23 10:00
 7月に50周年を迎えた。店主の上原由美さん(53)は「たくさんの人に支えられた。20年前に亡くなった先代の父の目標もかなった」と笑顔。かつて東京新橋で栄えた天ぷらの名店「橋善」の味を引き継ぎ、店名も橋善の「おやじさん」が授けた。

天ぷら新橋

名物の別製かき揚げ丼=鹿児島市下荒田1丁目の天ぷら新橋


 名物は「別製かき揚げ丼」(1800円)。タカエビや貝柱、三つ葉が入ったかき揚げは、直径16センチ、高さ6センチのビッグサイズ。ご飯にもかき揚げにも、関東仕込みの濃く甘くないタレがたっぷり染みる。上原さんの祖母の代から受け継ぐぬか床に漬けた大根と、米みそのみそ汁も評判だ。

天ぷら新橋

店主の上原由美さん(右)


 客は常連が多い。「橋善」の味を求めて東京から訪れる客も少なくない。鹿児島では珍しい味わいで、一度食べると忘れられない。

天ぷら新橋

鹿児島市下荒田1丁目18の22

営/午前11時半~午後2時半、午後5時半~8時半。(第2、4の日曜は昼のみ)(オーダーストップは閉店30分前)
休/月曜と第1、3、5の日曜

※情報は記事公開日現在のものです。

※料金など、店舗にてご確認ください。



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