「どんな食材も使い方次第でフレーバーになる。可能性にあふれる世界」。店主の藤伸一さん（５６）が３月にオープンしたジェラート屋。ショーケースには、県産の旬の果実などを使った色鮮やかな９種類が並ぶ。仕入れた材料によって組み合わせを変えるため、その日限りの味に出合えるのが魅力だ。


　定番は、バタフライピーで与論の海を表現した「ヨロンの塩みるく」や、奄美のドラゴンフルーツと徳之島の島みかんを使った「しードラゴン」。店名の「笑歩笑富（えふえふ）」には、大変なことがあっても笑顔を忘れずに歩き、人の笑顔も増やせる店にとの思いが込められている。


　シングル４５０円、ダブル５５０円、トリプル６５０円。