
地元名物の「いちきポンカレー」
定食や麺、丼と幅広く楽しめ、地元住民が足しげく通う。客の要望に応えた結果、食事メニューは一品料理を含め90種類を超えるまでになった。
店主・河原勇司さん(54)の両親が1976年オープンした。河原さんは大阪の料亭やホテルで修業した経験を持つ。定番のラーメンやカツカレーのほか、所有する漁船で一本釣りした新鮮な地魚料理も提供する。

名物の「いちきポンカレー」を手にする店主の河原勇司さん
市外客には、いちき串木野市の特産を使ったメニューが人気。ルーにポンカンピューレを混ぜたいちきポンカレー(750円)は爽やかな味わいで、地元産ちりめん入りのコロッケとの相性がいい。舵取り丼(950円)はマグロの尾身を使う。
「気軽にいろんな食事を楽しんで」と河原さん。最大20人の宴会場も備え、懐石も可能だ。