
中種子町温泉保養センター
雄大な太平洋を望みながら入る風呂は格別だ。1993年にオープンし、年間2万5千人以上が訪れる中種子町営温泉。町福祉環境課の森山豊課長は「温泉の効能と絶景で、リラックス効果は抜群」と太鼓判を押す。
水温24.5度の冷泉をボイラーと太陽熱で沸かし、湯温を夏が41度、冬は43度に設定している。熱すぎずぬるすぎず、弱アルカリ性の泉質は心身の疲労回復にぴったり。気泡、低周波、水風呂の3種類とサウナがある。
開館と同時に町民が続々と集まり、地域の憩いの場にもなっている。県道を挟んで熊野海水浴場とキャンプ場があり、特に夏はレジャー客の利用も多い。海水浴場は8月末まで、キャンプ場は通年で営業している。

中種子町温泉保養センター
[南日本新聞 入浴タイムズ]