霧島温泉

塩化物泉

高層ビル街に“美肌の湯”。鹿児島市内に何故「霧島」?

2023/11/13 12:00
ホテルやマンションが立ちならぶ街中にある。終戦後すぐ建て替えられた築77年の木造建築は歴史を感じさせる。

霧島温泉

歴史を感じさせる霧島温泉


「霧島」の屋号は、創業した大正時代、地名の千石が入る別の施設が近くにあり、同じ名を避けたと伝わる。

「地域の温泉を残したい」と2年前、山下ミシン商会社長の山下哲朗さんが後を継いだ。地域や温泉の歴史を知り「重みを感じる」と山下さん。温度調節の技を磨く毎日だ。補修にはミシン修理の技術が生きているという。

霧島温泉

美肌の湯を楽しめる霧島温泉


地下700mから出るのは、肌がつるつるになる「美肌の湯」。常連からは「体が軽くなる」と好評だ。日本文化に触れようと外国人も訪れる。

女湯の洗面台は最近改装した。「地元の人が胸を張って県外に自慢できる温泉にしたい」と意気込む。
[南日本新聞 入浴タイムズ]

鹿児島市西千石町6-20

営/6:00~22:00
料金/大人(中学生以上)=420円、小学生=150円、小学生未満=80円
P/6台
休/不定休

※情報は記事公開日現在のものです。

※料金など、店舗にてご確認ください。


日間ランキング >