2025年5月17日 付
雨季は「戦争でひろがった言葉だとおもう」。名随筆家幸田文の説だ。南方の島々に雨季があることを誰もが知るようになったのは戦況ニュースからだった、と。
「だから雨季というと、南方戦場の悲愁と、泥濘(...
雨季は「戦争でひろがった言葉だとおもう」。名随筆家幸田文の説だ。南方の島々に雨季があることを誰もが知るようになったのは戦況ニュースからだった、と。
「だから雨季というと、南方戦場の悲愁と、泥濘(...