ゾウのパレード照国神社で開催する世界動物大博覧会の宣伝パレードが神社前を出発。ゾウを看板に天文館などを行進した=1955(昭和30)年2月25日、鹿児島市
1955(昭和30)年2月25日、7頭のゾウをはじめとした動物たちが鹿児島市の目抜き通りを行進。翌26日に開幕する世界動物大博覧会をPRした。
参加したのはゾウのほかラクダ、チンパンジー、ライオンなど。博覧会場となる照国神社をスタートし県庁、山形屋、千石馬場などを巡るコースでは五色の紙テープが舞い、市民の大歓迎を受けた。
博覧会当日は、ぽかぽか日和となり、当時の南日本新聞は「待ちわびた観客がどっと会場になだれ込んだ」と熱狂ぶりを伝えている。