「タコアパート」投入=1962(昭和37)年10月■3~4倍に太らせ出荷

2023/03/28 18:33
鹿児島市の与次郎ケ浜沖にタコの養殖に使う畜養箱を設置。畜養箱によるタコ養殖は九州で初=1962(昭和37)年10月16日
鹿児島市の与次郎ケ浜沖にタコの養殖に使う畜養箱を設置。畜養箱によるタコ養殖は九州で初=1962(昭和37)年10月16日
 海に運び入れているのは「タコのアパート」。長さ4メートル、幅2メートル、深さ1.5メートルの木製。鹿児島市与次郎ケ浜の500メートル沖に重りをつけて浮かべた。部屋は180室あり、300グラム前後の子ダコを各部屋に入れて人工養殖、3〜4倍に太らせて出荷する。それまでたこつぼを投入していたが、とれる時期が片寄り、小さくて出荷できないこともあった。

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