姶良中央家畜市場であった集合指導
地域内で生まれ育った母牛3頭が1組として出品され、牛の見た目が美しく、そろっているかがポイントとなる。メイン会場となる霧島市牧園が管内にある姶良地区の3頭が県代表として挑む。
出産歴が3回以上あり、初産が28カ月齢以内、分娩(ぶんべん)間隔400日以内という優れた繁殖能力を備えていることが出品条件。地域らしい特徴を持った優秀な牛をそろえなければならない。
姶良地区では、雌らしくすっきりとした牛を目指してきた。拵正人さん(62)は「やすこ」号を出品。「自分のせいで(順位を)落とすわけにはいかない。出られなかった人の分まで頑張る」と話し、組出品ならではの重圧をうかがわせた。