【見どころ 6区の鹿児島勢】同じ種雄牛を父に持つ7頭組出品■ブランド力につながる“花形” 種雄牛「安亀忠」で挑む

2022/10/07 10:08
肝属地区の集合指導=9月下旬
肝属地区の集合指導=9月下旬
 6区は、同じ種雄牛を父に持つ若雌4頭と去勢肥育3頭を組出品する。改良の中心となる種雄牛を、良い子牛を産むための繁殖能力と、枝肉の量や質といった産肉能力の両面から総合的に評価する。

 鹿児島は鹿屋市の上別府種畜場が所有する種雄牛「安亀忠」で挑む。同社取締役の上別府将さん(44)は、種牛群に出品する「いつみ92」と「ひでこ」の管理も手がける。9月下旬の肝属地区最後の集合指導で「最高の仕上がり」と手応えを語った。

 良い成績を残せば、雌雄ともに優れた牛がいる産地として、子牛競り市に全国から購入者が押し寄せることも期待される。ブランド力の向上につながる重要な出品区で、全共の“花形”とされる。

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