県庁正面玄関に設置された和牛日本一を伝える看板=県庁
鹿児島県は23日、第12回全国和牛能力共進会(全共、6〜10日)で鹿児島県代表が内閣総理大臣賞などを獲得したことを記念し、県庁の正面玄関に特大の看板を設置した。
縦4メートル、横5メートル。金地と日の丸を背景にした「頂点」の文字、若い種牛が集まる1区で首席となった白浜喜(しらはまよし)の横顔などを配した。「チーム鹿児島で勝ち取った栄冠」と、県民への感謝を伝えている。
「県内外から毎日多くの人が来る場所で、日本一の鹿児島黒牛をアピールしたい」と県畜産課の福重哲也・全共推進室長(55)。歳暮商戦も視野に入れ、鹿児島空港やJR鹿児島中央駅、首都圏でも看板や動画を使い、PRに力を入れる。