高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、鹿児島中央署と県警捜査2課、霧島署は6日までに、詐欺の疑いで、埼玉県狭山市の男子大学生(18)を逮捕した。
逮捕容疑は、5月22日、氏名不詳者らと共謀。鹿児島市内の80代無職女性宅に息子を装い、「会社の大事な書類が入ったかばんをなくし、現金が必要になる。上司の息子がキャッシュカードを取りに行く」と電話をかけ、同日午後1時ごろ、女性の自宅近くの路上で、女性名義のキャッシュカード1枚をだまし取った疑い。
鹿児島中央署によると、女性のキャッシュカードから150万円が引き出されていた。被害後、実の息子と連絡を取った女性が110番した。大学生は6月11日に、窃盗容疑で追送致され、少年審判が始まる予定。