2021年7月のピースロード鹿児島県大会で掲げられた横断幕
南日本新聞は9日までに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりを鹿児島県内の全43市町村長にアンケートで尋ねた。全員が「信者や賛同会員ではない」とし、選挙や関連団体の行事を含めて関係を否定した。
質問は、政治資金の提供や選挙の手伝いを受けたことがあるか、関連団体の会合やイベントに参加したか-など。いずれも全員が「ない」と回答した。
南日本新聞の取材で、これまで県関係の国会議員2人、元議員1人(いずれも自民)が同教団関連団体の会合に出席したり、イベント「ピースロード」の実行委員会顧問を務めたりしたと回答。県議は4人(自民3、無所属1)が会合の講師や同イベント実行委員を務めたと答えた。