活気と別れ、島の春=1955(昭和30)年3月■出稼ぎに行く人を見送る

2022/11/09 22:31
大島郡喜界町の湾港ではしけを見送る人々=1955(昭和30)年3月
大島郡喜界町の湾港ではしけを見送る人々=1955(昭和30)年3月
 台風被害復興のためのブロックや丸太が積まれた喜界町の海岸は、時ならぬにぎわいを見せている。月に5、6回訪れる本土からの定期船が着いたからだ。島の桟橋は台風で破壊され、サンゴ礁の沖合に停泊した船まではしけで行き来する。黒糖やトマトなどの出荷とともに、出稼ぎに行く人の見送りも行う島の風景だ。

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