養蚕景気支えた製糸所=1955(昭和30)年2月■300人余りが学びながら働く

2022/11/14 15:37
薩摩郡宮之城町(現在のさつま町)にあった片倉宮之城製糸所の内部=1955(昭和30)年2月1日
薩摩郡宮之城町(現在のさつま町)にあった片倉宮之城製糸所の内部=1955(昭和30)年2月1日
 さつま町宮之城は江戸時代から養蚕が盛んで、明治時代に製糸が始まった。最盛時には20を超す製糸工場があった。出水、川内、薩摩地区の繭を一手に引き受けていた片倉宮之城製糸所は、300人余りが一般教養や和洋裁、生け花など習いながら働いていたという。

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