通学は渡し船で=1971(昭和46)年10月■対岸まで100メートル、25人が利用

2022/12/04 22:22
渡し舟で通学する川内市(現・薩摩川内市)白浜町の白浜集落の子どもたち=1971(昭和46)年10月
渡し舟で通学する川内市(現・薩摩川内市)白浜町の白浜集落の子どもたち=1971(昭和46)年10月
 小舟に乗って川内川を渡っているのは、薩摩川内市白浜町の児童・生徒たち。近くに橋がないため、渡し舟が通学の足になっている。対岸までは約100メートル。小・中学校、幼児学級の25人が利用する。しかし、風が強かったり、雨で川が増水すると危険なため舟は欠航。子どもたちは、天気が悪いときに限って約4キロを歩いて通学。「橋さえあれば」が願いだった。

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