声援を受けながら熱戦を繰り広げるフラーゴラッド鹿児島の選手ら=19日、南さつま市加世田運動公園体育館
バレーボールVリーグ男子西地区のフラーゴラッド鹿児島(F鹿児島)は19日、南さつま市加世田運動公園体育館で兵庫デルフィーノとの開幕戦に臨んだ。3-0で勝利し、861人のファンの前で新リーグのホーム開幕戦を白星で飾った。南さつま市での開催は初めて。
移籍加入の笠利真吾選手やルーキーの古井俊範選手らが活躍。力強いサービスエースやスパイクを次々と決めた。友人同士6人で訪れた枕崎市の無職駒水明美さん(75)は、昨季観戦して迫力に感激しリピーターになった1人。「近くで開催されてありがたい。骨が折れそうなくらい力強いスパイクはプロならでは」と胸を躍らせた。
試合前には、ヒップホップダンスのチームや地元のチアグループが踊りを披露し盛り上げた。鳳凰高校による書道パフォーマンスもあった。