3季連続26度目の九州地区高校野球大会に出場する神村学園
神村は、甲子園経験者を中心につなぐ打線が新チームでも健在だ。県予選で打率5割の今岡は、10打点と打線をけん引する。チーム打率は3割4分5厘。四死球が6試合で41個と選球眼もいい。四死球で出塁した走者をしっかりかえしてきた。
エース早瀬は140キロを超える直球と変化の大きいスライダーが武器だ。打者としても3試合で5安打を放っている。千原は15回2/3を投げ与四死球がゼロと制球力が抜群。左腕窪田は力強い直球で相手を封じる。登板する試合以外も4番で出場することが多く県予選も7打点を記録した。強肩捕手の山本が、今大会4失点と安定感がある投手陣をリードする。
今岡主将は「打力のあるチームとは言えない。守りから攻撃につなげていくことを心掛け、九州大会も勝ち上がりたい」と意気込んだ。