サッカーの第103回全国高校選手権鹿児島県大会は17日午後0時35分から鹿児島市の白波スタジアムで決勝があり、8連覇を狙う神村と2年連続決勝進出の鹿城西が激突する。1年前と県総体の決勝も接戦で、どちらが先制点を奪い流れをつかむかが勝敗を分けそうだ。
決勝での対戦は2年連続13回目。過去の対戦は7勝5敗で神村が勝ち越している。
神村は世代別日本代表の名和田を筆頭に、得点能力の高いメンバーがそろう。素早く正確なパス回しから5試合で64得点。破壊力のある攻撃で勝ち上がってきた。5戦で1失点と守備も堅い。
鹿城西はいい守備からいい攻撃につなげるサッカーが持ち味。前からの守備で圧力をかけ、準決勝は逆転勝ちし勢いに乗る。大石や添島らFWが縦に速い攻撃で好機をものにしたい。