県内全域に今季初インフルエンザ流行発生注意報 患者報告1045人、2週前の10倍超に

2024/12/13 17:00
 鹿児島県は12日、県内全域にインフルエンザ流行発生注意報を発令した。2~8日の県内89定点医療機関当たりの患者数は11.74人で、前週の5.03人から倍増し、注意報の基準となる10.00人を超えた。県内全域に対する注意報発令は今季初で、23年10月以来。

 県内14保健所別で見ると、川薩の19.71人が最多。鹿児島市18.35人、加世田13.33人、伊集院10.60人、指宿10.33人、姶良10.18人、徳之島10.00人が注意報の基準を超えた。鹿屋8.00人、志布志7.25人、屋久島6.50人、西之表4.50人、出水4.20人、大口2.50人、名瀬1.25人と続く。

 報告数は1045人で、2週間前の101人から10倍超に増加した。県感染症対策課は「手洗いうがいなど、基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼びかけている。

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