試合形式で練習する神村の選手=神戸レディースフットボールセンター
全日本高校女子サッカー選手権は12日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で決勝がある。3年ぶりの決勝に臨む神村学園は11日、同市の神戸レディースフットボールセンターで約2時間汗を流した。
対戦する藤枝順心(静岡)の動画を分析し、各選手がポジショニングを意識。相手をどのように崩していくかを考えながら試合形式を行った。コーナーキックの練習では、正確なボールが上がるたびチームは盛り上がりを見せた。最後はPK戦の練習で締めた。
DF成田は「調子は万全。決勝は緊張よりも楽しみが大きい」とやる気十分だ。寺師勇太監督は「決勝は内容よりも結果。最後の笛が鳴った瞬間勝っていればいい」と決意を固めた。
決勝は午後1時40分からある。神村は3大会ぶりの頂点を目指し、藤枝順心は3連覇を狙う。