高千穂峰を背にスケートを楽しむ吉之元小学校児童＝都城市吉之元町
まるで北国…校庭リンクでひと滑り、児童が45分間の極上体験満喫 都城・吉之元小
2025/01/20 19:07
霧島連山・高千穂峰の麓、標高３３０メートルの場所にある同校の地の利を生かし１９８７年に始まった伝統行事だが、昨年は暖冬のため中止に。今回は、前日午後１１時から保護者やボランティア１０人が夜を徹して、噴霧器で計５回水をまいた。午前５時には気温が氷点下５度まで下がり、無事、厚さ１センチの氷を張ることができた。
児童はヘルメットやひじ、膝当てを装着して、２年ぶりの銀盤の感触を楽しんだ。広島市から移住してきて初の体験となった４年、山岸奏太さんは「スケートは広島で１回行ったことがあるけど、学校で楽しめるなんて思ってもみなかった。転校してきてよかった」と満足げだった。
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