出水総合医療センター
鹿児島県出水市の出水総合医療センターは27日、診療技術部リハビリテーション技術科の会計年度任用職員が、昨年8〜12月に入院患者の診療情報を113回にわたって業務外に閲覧し、患者の第1連絡先に漏らしていたと発表した。患者には経緯を説明し謝罪した。
同センターによると、職員と第1連絡先は血縁関係にある。仕事の都合で患者との面会が難しい第1連絡先が職員に病状を尋ねたため、求めに応じて話していたという。外部からの情報提供があり発覚した。
鮫島幸二・出水市病院事業管理者は職員を3月31日まで停職処分にした。同センターは「全職員に再発防止を注意喚起する。関係者に心からおわびする」としている。