自衛隊車両に体験搭乗する来場者=奄美市名瀬の陸自奄美駐屯地
陸上自衛隊奄美駐屯地(鹿児島県奄美市名瀬)・瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)の開設6周年記念行事が、同駐屯地であった。観閲行進し、日頃の訓練の成果を披露した。
2日あり、レンジャー隊員は4階建てのビル屋上からロープを使った懸垂降下を披露。敵を制圧したり、負傷者を背負って下りたりした。空砲射撃や1対1での格闘に来場者から驚きの声が上がった。
長谷川健・同駐屯地司令は観閲式で「島のため島と共に歩む」と訓示。隊員200人と車両30台などが行進した。装備品展示や音楽ステージもあり、2800人(主催者発表)が訪れた。
同駐屯地・同分屯地は2019年3月に開設された。同駐屯地が奄美警備隊や高射中隊など約400人。同分屯地には地対艦ミサイル中隊など約200人。