鹿児島県公立高入試0.81倍で過去最低 最高は松陽(美術)の2.14倍 最低は鹿児島女子(スポーツビジネス)0.04倍

2025/02/14 14:56
 鹿児島県教育委員会は14日、2025年度公立高校入学者選抜学力検査の出願状況を発表した。全日制・定時制合わせて70校159学科の定員1万474人に対し、8506人が出願。倍率は0.81倍で21、23年度と並ぶ過去最低だった。1倍を下回ったのは15年連続。定員割れは61校124学科だった。学力検査は3月5、6日に実施する。

 倍率が最も高いのは松陽(美術)の2.14倍。鹿児島商業(情報イノベーション)1.78倍、開陽(全日・普通)1.67倍と続く。最も低いのは鹿児島女子(スポーツビジネス)の0.04倍で、山川(園芸工学・農業経済)、枕崎(総合学科)、加世田常潤(生活福祉)が0.15倍で続いた。来年度から5学科に再編する鹿児島女子は、ファッション・フードクリエイト科の1.04倍以外は定員割れとなった。

 出願変更は2月17日から21日正午まで。25日に最終出願倍率を発表する。合格発表は3月13日。

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