「包丁で刺したことは間違いない」…18歳高校生に刑事責任能力はあるのか 保育士殺害容疑で鑑定留置始まる 鹿児島地検、5月中旬まで

2025/02/20 20:36
2024年11月22日、現場の鑑識作業に入る捜査員ら=伊仙町佐弁
2024年11月22日、現場の鑑識作業に入る捜査員ら=伊仙町佐弁
 鹿児島県伊仙町佐弁で2024年11月、女性保育士が自宅で刺殺された事件で、鹿児島地検は20日までに、殺人などの疑いで逮捕、送検された県内の男子高校生(18)の鑑定留置を決めた。19日から5月中旬まで。「刑事責任能力の有無と程度を調べるため」としている。

 送検容疑は24年11月20日夕方、住人の女性宅に侵入し、女性の上半身を刃物のような物で刺すなどして殺害した疑い。

 捜査本部などによると、「包丁で刺して殺したことは間違いない」と容疑を認めている。凶器とみられる刃物を押収している。室内を物色した形跡は確認されておらず、窃盗目的ではないとみられる。女性は自宅で血を流して倒れていた。死因は出血性ショック。消防は「首から出血があった」と説明している。

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