新商品の「ラムネバー」と「南国白くまチョコ」(手前)
セイカ食品(鹿児島市)は20日、春夏向けアイスクリームの新製品を発表した。定番の元祖鹿児島南国白くまのチョコ味と、ラムネ味の棒状アイスの2種類。幅広い年代に人気のあるフレーバーの投入で、春夏商戦の盛り上げを狙う。3月24日から発売する。
元祖鹿児島南国白くまチョコ(希望小売価格・税抜き160円)は、チョコ風味の練乳かき氷の上にバナナ果肉入りソース、ミカン、クッキーを添える。ラムネバーマルチ(8本入り、同420円)はラムネフレーバーの氷菓で、レトロ調のパッケージで売り出す。
このほか、人気商品のリニューアル4点も発表。元祖鹿児島南国白くま4個パックは果肉入りソースでパイン風味をアップ。残り3点はパッケージの変更で、バリッとソーダフロートは食感の特徴を強く打ち出した。4月ごろから旧製品と順次切り替える。
玉川浩一郎社長は「アイスはキングオブスイーツともいわれる。今後も期待に添えるような提案をしていきたい」と話した。