卒業記念の写真立てを作る児童=南大隅町の神山小学校
鹿児島県南大隅町の神山小学校6年生32人が20日、卒業記念の写真立てを制作した。大雨で折れた学校の桜を活用した。
体育館前にあった桜が昨年5月、大雨によって折れた。伐採したNPOおおすみ100年の森理事長で、保護者でもある大竹野千里さん(47)が、廃材の活用を提案した。
子どもたちは金づちや紙やすりを使って作業。フレームには、友人にサインを書いてもらうなどして工夫した。6年の谷川結菜さんは「百点満点のでき。卒業式の写真を入れて机に飾りたい」と語った。