(資料写真)試験初日の5日、試験開始を待つ受験生=鹿児島市の鹿児島女子高校
鹿児島県内の2025年度入学者選抜学力検査は6日、社会と数学のほか、面接や実技検査が行われ、2日間の日程を終えた。8207人が全5教科を受験。最終倍率は過去最低だった21、23年度と並ぶ0.78倍だった。
県教育委員会によると、各会場でのトラブルはなかった。体調不良などの別室受験者は85人。欠席者は300人だった。
最も倍率が高かったのは松陽(美術)の1.93倍。次いで鹿児島商業(情報イノベーション)1.53倍、鹿児島中央(普通)が1.46倍と続いた。定員割れは全日・定時合わせて63校129学科。
初めて実施する追試験は11日。感染症などで受験できず、申請した13人が5教科の筆記と面接を1日で行う予定。合格発表は13日午前11時以降で、2次選抜の実施校と募集枠も発表する。2次選抜の出願は18日から19日正午まで。21日に面接や作文があり、24日午後2時以降に合格発表する。