JR九州は10日、ゴールデンウィーク期間(25日~5月6日)の指定席予約状況を発表した。4月9日時点の集計で、九州新幹線の予約数は前年比4.8%減の8万3000席、予約率は24.4%と前年を1.5ポイント下回った。
九州新幹線のピークは上りが5月5日(予約率34.8%)、下りは3日(44.1%)の見込み。西九州新幹線の予約数は前年比6.5%増の2万1000席で、予約率は1.4ポイント増の21.8%だった。
観光6列車の予約数は、旺盛な訪日客需要を背景に、前年比0.4%増の1万7000席となった。一方で、「指宿のたまて箱」は23.2%減の2000席、予約率は前年を10.8ポイント下回る31.2%だった。
JR九州は窓口の混雑緩和のため、インターネット予約や券売機の利用を呼びかけている。