凱旋パレードで市内を練り歩くF鹿児島の選手ら=日置市伊集院町郡1丁目
バレーボールVリーグ男子の初代王者に輝いたフラーゴラッド鹿児島(F鹿児島)の凱旋(がいせん)パレードが27日、ホームタウンの鹿児島県日置市であった。沿道には約1800人の市民やファンが集まり祝福した。
同市の主催。選手18人、監督らが日置警察署から市役所までの約500メートルを練り歩いた。市役所に着くと、鉄砲隊が祝砲を撃ち鳴らした。
パレード後に伊集院文化会館であったファン感謝祭には約600人が集結。トークショーは選手の裏話などで盛り上がり、笠利真吾選手(28)ら5人の退団・引退選手があいさつをした。
大分県から駆けつけたパートの大河内満美さん(60)は「ファンとの距離が近く、若い人からお年寄りにまで愛されているのが誇らしい」。チーム結成時からのファンという上原里咲子さん(28)=鹿児島市=は「普段とは違う選手の姿が見られて良かった」と喜んだ。