鹿児島港本港区北ふ頭に停泊する護衛艦「あきづき」=27日、鹿児島市
海上自衛隊佐世保基地(長崎県)の護衛艦「あきづき」(全長151メートル、5050トン)の一般公開が26、27日、鹿児島市の鹿児島港本港区北ふ頭であった。2日間で約3200人の見学者が訪れ、船体や装備品に見入っていた。
鹿児島地方協力本部によると、今回は補給と隊員の休養のため寄港した。あきづきは弾道ミサイルに警戒・対処するイージス艦を防護する役割を持つ。防空能力が強化されており、広域捜索・追尾、目標処理能力が向上している。
あきづきの甲板では、搭載ヘリSH60Kに試乗するコーナーに列ができた。愛知県常滑市から訪れた伊奈楓馬さん(7)は「初めて乗った」と喜んでいた。