今季初入荷した「大名タケノコ」=9日、鹿児島市泉町のトカラ結プラザ
鹿児島県十島村特産の「大名タケノコ」が9日、鹿児島市泉町のトカラ結プラザに今季初入荷した。裏年で収量が少なく、例年より約半月遅れ。諏訪之瀬島と悪石島で収穫した146キロが店頭に並んだほか、注文先に発送された。
大名タケノコは、あく抜きせず生で食べられ、シャキシャキとした食感を楽しめる。初ものは30〜40センチの皮付き。みそ汁や吸い物のほか、そのまま焼いても甘みが増しておいしい。
プラザを運営するNPO法人トカラ・インターフェイスの船川綾乃さん(38)は「例年なら6月中旬ごろまで入荷するが、今年は分からない。希少な旬の味になっており、ぜひ味わってほしい」と話している。
入荷は月曜、木曜の週2回。2キロ入り1袋が2000〜2400円(税抜き)で、入荷量によって変動する。