そよぐ黄金 大麦が収穫期迎えコンバイン駆ける 出水平野

2025/05/13 20:43
収穫期を迎え、二条大麦の刈り取りが進む水田=13日、出水市高尾野町下水流
収穫期を迎え、二条大麦の刈り取りが進む水田=13日、出水市高尾野町下水流
 鹿児島県出水市の出水平野で、大麦が収穫期を迎えている。晴天に恵まれた13日、同市高尾野町下水流の松本敏郎さん(68)拓也さん(35)親子は、黄金色に実った穂を次々とコンバインで刈り取った。

 松本さんは、二条大麦の「はるか二条」を約18ヘクタールの水田で栽培し、70トンの収穫を見込む。敏郎さんは「生育時期に天候に恵まれ、品質は上々。ただ、収穫期は雨が多くて心配」と話した。

 JA鹿児島いずみによると、大麦は市内8農家が約100ヘクタールで作り、同JAが品質を検査し出荷する。麦焼酎や麦みそ、麦茶の原料として使われる。

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