〈資料写真〉活発な活動が続く桜島=15日、午後2時11分、鹿児島市与次郎1丁目
12日から山体膨張が続く桜島(鹿児島市)は、30日午後5時27分と8時58分に南岳山頂火口で爆発があった。鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは3000メートル。爆発は今年136回になった。
28日の調査では火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり3500トンと非常に多い状態だった。
気象台は、島内の傾斜計と伸縮計による観測から山体膨張は維持されているとして、引き続き警戒を呼びかけている。31日は噴火した場合、指宿市方向や垂水・鹿屋市方向の降灰が予想される。